PORTFOLIO / PRINTS

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  • Artist:

    Tadao Ando

  • Title:

    ANDO x ANDO - Photographs

Specifications:

  • Size:

    15 x 24 インチのプラチナプリント10点 + 安藤の手描きオリジナルドローイング作品1点

    ボックスサイズ:
    W 460 x D 865 x H 85 mm
    (W 18.1 x D 34 x H 3.3 inches)

  • Edition:

    エディション 1-20:
    BLUE バージョン
    エディション 21-30:
    (PRODUCT)RED TMバージョン

    (PRODUCT)RED TMRED バージョンの商品をお買い上げいただくと、アマナサルトは、売上の20%をアフリカのエイズ対策に取り組むグローバルファンドに送ります。これは、HIV陽性者の命を救う薬19,000日分にあたります。
    https://www.red.org/en/

  • Price:

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「...『Ando by Ando』と称する10枚の写真は、私の建築を私自身で写したものだ。
いずれも建築の断片で、それぞれの造形や空間を丁寧に説明するものではない。
情報量という点では、ゼロに近い。

だがそこには、自然、幾何学、素材といった原初的な構築手法を突き詰めることで、新たなる建築の世界を切り拓くべく挑んできた、私の無謀な冒険の過程が直裁に表れている。

ただ光に希望を託して、もっとも単純で、もっとも豊潤な意味を持つ空間を追い求めてきた、私のむきだしの思考の軌跡がそこにある。」――安藤忠雄『希望の光』より

アマナサルトでは『ANDO BOX The 1st Round - Drawings』に続く第ニ弾として、安藤忠雄が設計した建築を自身が撮影した写真 によるポートフォリオ集『ANDO × ANDO - Photographs』を発表いたします。

安藤は、徹底的にアカデミズムを拒み、自らの足で歩き、自らの目で世界の建築を見て、そして自らの肉体に世界中の建築の記憶を刻み付け続けることで頂点に立った建築家です。安藤の建築には、旅を通して体得した西洋の神殿や古典建築、インドの迷宮めいた大地の遺跡、あるいは日本伝統の緻密な木造建築…といったありとあらゆる土地、文明、人々の生活、そして建築の記憶が呼応しています。だからこそ、そんな安藤の建築をとらえた写真は、単なる建築写真や特定の建築作品の表層的な断片にとどまらず、安藤のコンセプトの原型であると同時に、人類による造形の原型でもあるのです。ゆえに本作品集もまた安藤建築の普遍性を伝える写真群と言えます。

現代を生きる私たちにとってモニュメンタルな安藤建築は、未来においてもモニュメンタルな存在であり続けることでしょう。今回のポートフォリオ集は第1弾と同様に、プリント技法としては最も永続性に優れたプラチナプリントで制作し、永く後世に伝えるべく刊行いたします。