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Matthew Pillsbury マシュー・ピルスベリー

1973年フランス生まれ。1990年代に渡米し、ニューヨークを拠点に活動している。2007年に写真家に与えられるアワードとして名門のHSBC写真賞に選ばれ、現在最も注目を浴びるアーティストの一人。
 ピルスベリーは、杉本博司が映画館を長時間露光で撮影した「劇場」シリーズに影響を受けて、自身も8×10サイズのカメラで長時間露光撮影をしはじめた。友人がテレビを見ている室内の様子を長時間露光で撮りはじめた「Screen Lives」シリーズ。ピルスベリーは、テクノロジーが日常生活にいかに作用しているかをドキュメントしている。
 また、自然史博物館やルーブル美術館といった時間が永遠に静止した空間でうごめく群衆の残像を長時間露光で撮影した「Time Frame」シリーズ。そして近作となる「City Stages」では、ニューヨークやパリ、ロンドンといった都市空間のランドマークで、光と闇、そして人々が織りなす残像を同じく長時間露光の手法でとらえている。

PORTFOLIO / PRINTS

  • Matthew Pillsbury

    City Stages

    マシュー・ピルスベリー

    Matthew Pillsbury

    近作となるニューヨークのAPERTUREから出版された「City Stages」では、ニューヨークやパリ、ロンドンといった都市空間のランドマークで、光と闇、そして人々が織りなす残像を同じく長時間露光の手法でとらえています。写真集には、こうしたピルスベリーの代表シリーズから75点を、そしてポートフォリオには各シリーズから厳選した6作品のプラチナプリントを収録しました。すべてのエディションにピルスベリー直筆サインとシリアルナンバーが入っています。
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