ARTISTS

< BACK

Elliott Erwitt エリオット・アーウィット

1928年ロシア人の両親のもと、パリで生まれる。11歳の時アメリカに移住し、ロサンゼルスのシティ・カレッジで写真を学んだ。1949年ニューヨークで写真家として本格的に活動を開始し、それ以来仕事の拠点をニューヨークとする。
 1950年当時、ニューヨーク近代美術館の写真ディレクターであったエドワード・スタイケン、写真家集団マグナム・フォトを立ち上げたロバート・キャパ、米政府FSAプロジェクトのディレクター、ロイ・ストライカーなどが、アーウィットの作品を高く評価し、当時世界的な写真家であったロバート・キャパに1953年25歳の若さで推薦されマグナム・フォトに参加する。マグナム・フォトでは、1968年より三期にわたり会長を勤めた。1970年代には映画製作、1980年代にはテレビ番組制作と、写真制作以外にも多彩なジャンルで活躍する。
 彼の作品は、ウィットとユーモアに富んだ人間味あふれるもので、ジャーナリステイックなエッセイから広告写真まで、多種多様である。特にアーウィット氏自身が大好きな、犬や子供を被写体とした写真は多数の名作が生まれている。ロバート・キャパを始め、世界最強の写真家集団マグナムを繁栄させた初期メンバーの多くは既に他界している中、アーウィットはマグナムにおいて最も重鎮、かつ重要なメンバーである。非常に寡黙な性格であり、多くの言葉は発しないが、写真に対する情熱は人一倍強く、85歳になる今も、広告撮影を含め意欲的に撮影を行なっている。
 日本との繋がりは非常に深く、1950年代後半には既に撮影で来日。1970年代には三島由紀夫の撮影、2000年代に入ってからは、アマナで行なった“犬と飼い主の特別撮影会”や、Vogue Japanで犬を使ったファッション撮影など、数々の名作を残している。
 大規模な写真展は、ニューヨーク近代美術館、シカゴ美術館、スミソニアン(ワシントンDC)、パレ・ド・トーキョー(パリ)、バービカン・アートギャラリー(ロンドン)他、世界各地の代表的な美術館で開催されている。いままでに出版した写真集の数は30を越え、「我々は犬である」「ふたりのあいだ」「美術館に行こうよ!」、近年では、「PERSONAL BEST」「UNSEEN」「NEW YORK」「DOGS」他がある。1940年代以降の写真界において、最も貴重な写真家の一人であると言って過言は無い。

PORTFOLIO / PRINTS

  • Elliott Erwitt

    Elliott Erwitt

    エリオット・アーウィット

    Elliott Erwitt

    1940年代から今日にいたるまで第一線で活躍、写真家集団マグナムにも属するエリオット・アーウィット。 アマナサルトがエリオット・アーウィットの代表作18点を写真家本人とセレクトし、プラチナ&パラジウムプリントとして最新のテクノロジーで蘇らせました。1946年から1999年までに撮影された作品の時代を感じさせない表現を、これまでにない豊かな階調と高精細の解像度で、エリオット・アーウィット自らのディレクションにより完璧な作品として再現しています。
    MORE >